2016年07月01日

【井戸復活プロジェクト】配管ルートの確保【7】

 しばらく、仕事が多忙だったのでそのままだったのですが、配管ルートの検討と確保を行いました。

 井戸は実家の建物に囲まれた部分にあり、その場で水を汲み上げても、使いたい場所まで運ぶ必要があります。
そこで、井戸の直上ではなく、2mほど床下を配管して、勝手口の脇まで水が出るようにすることにしました。
ポンプの選定も、それを見越したものにしました。(一般的なガシャポンでは井戸の直上に設置する必要がある。)

 勝手口の脇まで配管するためには、建物に穴を開ける必要があります。
建物は鉄筋コンクリート造なので、コア抜きと呼ばれる方法で穴を開けます。
ここで重要なのは、鉄筋コンクリートの鉄筋を切らないことです。
以前、当BLOGで紹介しました鉄筋探査器で、鉄筋の位置を推定し、穴を開けたところ、
無事、鉄筋を避けて穴を開けることに成功しました。

外壁に新たに開けた穴
井戸の壁に開けた穴

 次回は配管とポンプの設置になります。

(片桐秀夫)  
タグ :井戸震災


Posted by katagiri at 11:08Comments(0)防災井戸