2016年07月19日
I様邸 改修工事
静岡市葵区伝馬町通り沿いのI様邸改修工事が終了しました。

これまで店舗として使っていた部分を住宅の一部として改修する工事でした。
店舗は先代の社長の時代、40年以上前に建てたものです。↓は施工前の写真です。

店舗の中を解体していると、昔の工法や材料が露わになりますが、予想外のこともあったりして、現地で細かな設計変更をしながらの工事でした。

窓や開口部を大きめにとったことで明るい空間になりました。

久しぶりにホームページも更新しました。
http://www.kata-giri.co.jp/wp/news/187.html
(片桐秀夫)
これまで店舗として使っていた部分を住宅の一部として改修する工事でした。
店舗は先代の社長の時代、40年以上前に建てたものです。↓は施工前の写真です。
店舗の中を解体していると、昔の工法や材料が露わになりますが、予想外のこともあったりして、現地で細かな設計変更をしながらの工事でした。
窓や開口部を大きめにとったことで明るい空間になりました。
久しぶりにホームページも更新しました。
http://www.kata-giri.co.jp/wp/news/187.html
(片桐秀夫)
2016年07月04日
【井戸復活プロジェクト】配管とポンプの設置【8】
配管ルートが確保できたので、給排水業者の方に連絡すると、その次の日に来てくれました。これまで暇な時に作業を進めていたのですが、ついに配管です。
床下の配管をするのが困難だったようですが、配管とポンプの設置は完了しました。

塩ビパイプをサドルを使用して井戸に取り付けていきます。(先端にはフート弁を設置)

配管後の様子

ポンプ設置の様子
そして、いよいよ、レバーを動かしてみると・・・

無事、井戸水が出ました。
水は無色透明で、ごみが混ざるようなこともありません。始めは生ぬるい水が出ていたのですが、5回ほどレバーを操作すると、すぐに冷たい水になります。井戸の水は1年中16度だそうで、夏は井戸水が冷たく感じるようです。10回くらい操作すると、ポンプ本体の表面にうっすらと結露してきます。外気温よりも冷たい証拠です。
整理すると、ポンプまでの配管は以下のようになっています。

このポンプは「吸い込み揚程 7m」ということでした。今回は水平距離が2mあるので、この部分を計算に加えると、7mを超えてしまいます。ただ、高さだけを勘案すれば、水面よりポンプの設置場所までは7mというところです。なので、水を汲み上げることができるかどうか心配だったのですが、問題なく汲み上げることができました。
初めに1回だけ呼び水を入れましたが、吸い込み口につけたフート弁のおかげか、その後は1日置いても呼び水が無くとも汲み上げることができました。
レバーはそれなりに重いのですが、女性の方でも操作できました。息子(4歳)にレバーを押してもらったのですが、さすがに無理でした。
そんな訳で、配管は成功。これで一段落ですが、まだ、井戸に蓋を取り付けていないので、雨水が入り放題です。次は蓋の整備を考えます。
(片桐秀夫)
床下の配管をするのが困難だったようですが、配管とポンプの設置は完了しました。
塩ビパイプをサドルを使用して井戸に取り付けていきます。(先端にはフート弁を設置)
配管後の様子
ポンプ設置の様子
そして、いよいよ、レバーを動かしてみると・・・
無事、井戸水が出ました。
水は無色透明で、ごみが混ざるようなこともありません。始めは生ぬるい水が出ていたのですが、5回ほどレバーを操作すると、すぐに冷たい水になります。井戸の水は1年中16度だそうで、夏は井戸水が冷たく感じるようです。10回くらい操作すると、ポンプ本体の表面にうっすらと結露してきます。外気温よりも冷たい証拠です。
整理すると、ポンプまでの配管は以下のようになっています。

このポンプは「吸い込み揚程 7m」ということでした。今回は水平距離が2mあるので、この部分を計算に加えると、7mを超えてしまいます。ただ、高さだけを勘案すれば、水面よりポンプの設置場所までは7mというところです。なので、水を汲み上げることができるかどうか心配だったのですが、問題なく汲み上げることができました。
初めに1回だけ呼び水を入れましたが、吸い込み口につけたフート弁のおかげか、その後は1日置いても呼び水が無くとも汲み上げることができました。
レバーはそれなりに重いのですが、女性の方でも操作できました。息子(4歳)にレバーを押してもらったのですが、さすがに無理でした。
そんな訳で、配管は成功。これで一段落ですが、まだ、井戸に蓋を取り付けていないので、雨水が入り放題です。次は蓋の整備を考えます。
(片桐秀夫)
2016年07月01日
【井戸復活プロジェクト】配管ルートの確保【7】
しばらく、仕事が多忙だったのでそのままだったのですが、配管ルートの検討と確保を行いました。
井戸は実家の建物に囲まれた部分にあり、その場で水を汲み上げても、使いたい場所まで運ぶ必要があります。
そこで、井戸の直上ではなく、2mほど床下を配管して、勝手口の脇まで水が出るようにすることにしました。
ポンプの選定も、それを見越したものにしました。(一般的なガシャポンでは井戸の直上に設置する必要がある。)
勝手口の脇まで配管するためには、建物に穴を開ける必要があります。
建物は鉄筋コンクリート造なので、コア抜きと呼ばれる方法で穴を開けます。
ここで重要なのは、鉄筋コンクリートの鉄筋を切らないことです。
以前、当BLOGで紹介しました鉄筋探査器で、鉄筋の位置を推定し、穴を開けたところ、
無事、鉄筋を避けて穴を開けることに成功しました。


次回は配管とポンプの設置になります。
(片桐秀夫)
井戸は実家の建物に囲まれた部分にあり、その場で水を汲み上げても、使いたい場所まで運ぶ必要があります。
そこで、井戸の直上ではなく、2mほど床下を配管して、勝手口の脇まで水が出るようにすることにしました。
ポンプの選定も、それを見越したものにしました。(一般的なガシャポンでは井戸の直上に設置する必要がある。)
勝手口の脇まで配管するためには、建物に穴を開ける必要があります。
建物は鉄筋コンクリート造なので、コア抜きと呼ばれる方法で穴を開けます。
ここで重要なのは、鉄筋コンクリートの鉄筋を切らないことです。
以前、当BLOGで紹介しました鉄筋探査器で、鉄筋の位置を推定し、穴を開けたところ、
無事、鉄筋を避けて穴を開けることに成功しました。
次回は配管とポンプの設置になります。
(片桐秀夫)