2016年06月06日

【井戸復活プロジェクト】井戸ポンプが届きました【6】

 井戸内の水をどうやって汲み出すのか、いろいろと考えました。

 普通に家庭で井戸水を利用するのであれば、電動ポンプを利用すれば良いです。
ただ、電動ポンプですと、電源が必要です。もしも地震を被災して停電したら水が汲みだせません。
発電機やバッテリーを利用すれば電源は確保できますが、ガソリンがなくなったり、
バッテリーを使い切ってしまえばおしまいです。

 そう考えると、人力によるポンプが良いナ、と思いました。
ネットで検索を掛けると、様々な人力ポンプがあります。
むかしながらの「ガシャポン」がシンプルで良いのですが、「ガシャポン」の弱点は2つあります。
一つは、ガシャポンそのものを井戸の直上に設置しなければいけないということ。
もう一つは、ガシャポンから出た水は、その場で排出しないといけないということです。

 今回、利用しようとしている井戸は、建物の中にあり、上記2つがどちらもネックになります。

 そこでさらにネットで検索を掛けると、その2つの問題をどちらも解決できる井戸ポンプがありました。
普通のガシャポンよりも高価だったのですが、デザインもモダンな感じで、「面白いナ」と思い、
取り寄せてしまいました。
NIRA-6B
NIRA-6B

 これなら、井戸よりも離れたところに設置できるし、汲みだされた水を配管して、その先に家庭用の
浄水器を取り付けることも可能なようです。

<続く>

(片桐秀夫)
  
タグ :井戸震災


Posted by katagiri at 18:12Comments(0)防災井戸